公認会計士資格は、医師・弁護士と並び、3大国家資格と呼ばれています。
公認会計士は高い社会的ステータスを持つ職業ですが、資格の取得難易度は相応に高く、難関国家資格と言えます。一般的に公認会計士になるためには1.5~3年間かけて準備を行い、毎日10時間近く勉強する必要があると言われています。
この記事ではそんな公認会計士試験の合格率や、難易度が高い理由を解説していきたいと思いますので一緒に見ていきましょう!
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公認会計士試験の合格率はどれくらい?過去10年間の合格率から解説
公認会計士試験の合格率は、試験年度により多少の差はあるものの短答式/論文式までを総合した合格率は過去10年での平均は9%ほどとなっており、合格者が約10人に1人いるかいないかの難関試験と言えるでしょう。
年別 | 願書提出者 (A) |
論文式受験者 (B) |
合格者 (C) |
合格率 | |
(C)/(A) | (B)/(A) | ||||
平成26年 (2014年) |
10,870人 | 2,994人 | 1,102人 | 10.1% | 36.8% |
平成27年 (2015年) |
10,180人 | 3,086人 | 1,051人 | 10.3% | 34.1% |
平成28年 (2016年) |
10,256人 | 3,138人 | 1,108人 | 10.8% | 35.3% |
平成29年 (2017年) |
11,032人 | 3,306人 | 1,231人 | 11.2% | 37.2% |
平成30年 (2018年) |
11,742人 | 3,678人 | 1,305人 | 11.1% | 35.5% |
令和元年 (2019年) |
12,532人 | 3,792人 | 1,337人 | 10.7% | 35.3% |
令和2年 (2020年) |
13,231人 | 3,719人 | 1,335人 | 10.1% | 35.9% |
令和3年 (2021年) |
14,192人 | 3,992人 | 1,360人 | 9.6% | 34.1% |
令和4年 (2022年) |
18,789人 | 4,067人 | 1,456人 | 7.7% | 35.8% |
令和5年 (2023年) |
20,317人 | 4,192人 | 1,544人 | 7.6% | 36.8% |
過去10年間の 平均値 |
13,314人 | 3,596人 | 1,283人 | 9.6% | 35.7% |
出典:公認会計士・監査審査会 平成26年〜令和5年公認会計士試験の合格発表の概要について
また特筆すべきは令和の時代になってから急激に受験者数が増えており、10年前と比べるとほぼ2倍の人数となっております。
専門性の高い士業資格でかつ、将来的にコンサルファームや監査法人に就職が可能で高い年収が得られる公認会計士にスポットがあたっている結果なのかとも思えますね。
あと、この受験者数増に反比例して合格率は平成までは10%前後をキープしていたのが徐々に合格率も下がってきており、直近の2023年度では7%台と10年前に比べても狭き門度合いが上がっている結果となってます。
今後も受験者数増の傾向が続く場合、試験の難易度調整も難しいほうに入ると予想できますので、これから公認会計士試験の合格を目指す方は心しておく必要があります。
公認会計士試験の年齢・学歴別の合格率
次に最新年度の2023年度の公認会計士試験の年齢別・学歴別の受験結果状況を以下の表にまとめてみました。
公認会計士試験は受験資格がないため、年齢や学歴問わず幅広い層で受験されているのが分かると思いますが、20~30歳の年齢層で合格者数の86%を占めており、特に大学在学中に公認会計士試験の受験&合格をされているケースが目立つ結果となってます。
公認会計士試験は学習範囲が広く、膨大な学習時間が必要な点を考慮するとある程度時間の融通が利く大学生は一定のアドバンテージがあるのではと考えられますね。
区分 | 願書提出者 (A) |
論文式受験者 (B) |
合格者 (C) |
合格率 | 合格者 構成比 |
|
(C)/(A) | (B)/(A) | |||||
20歳未満 | 384人 | 36人 | 23人 | 6.0% | 63.9% | 1.5% |
20歳以上25歳未満 | 9,710人 | 1,980人 | 977人 | 10.1% | 49.3% | 63.3% |
25歳以上30歳未満 | 4,734人 | 1,059人 | 356人 | 7.5% | 33.6% | 23.1% |
30歳以上35歳未満 | 2,248人 | 456人 | 122人 | 5.4% | 26.8% | 7.9% |
35歳以上40歳未満 | 1,255人 | 270人 | 38人 | 3.0% | 14.1% | 2.5% |
40歳以上45歳未満 | 805人 | 159人 | 20人 | 2.5% | 12.6% | 1.3% |
45歳以上50歳未満 | 484人 | 88人 | 5人 | 1.0% | 5.7% | 0.3% |
50歳以上55歳未満 | 277人 | 63人 | 2人 | 0.7% | 3.2% | 0.1% |
55歳以上60歳未満 | 200人 | 33人 | 0人 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
60歳以上65歳未満 | 103人 | 25人 | 1人 | 1.0% | 4.0% | 0.1% |
65歳以上 | 117人 | 23人 | 0人 | 0.0% | 0.0% | 0.0% |
合計 | 20,317人 | 4,192人 | 1,544人 | 7.6% | 36.8% | 100.0% |
区分 | 願書提出者 (A) |
論文式受験者 (B) |
合格者 (C) |
合格率 | 合格者 構成比 |
|
(C)/(A) | (B)/(A) | |||||
大学院修了 | 1,009人 | 298人 | 39人 | 3.9% | 13.1% | 2.5% |
会計専門職 大学院修了 |
719人 | 314人 | 29人 | 4.0% | 9.2% | 1.9% |
大学院在学 | 138人 | 35人 | 15人 | 10.9% | 42.9% | 1.0% |
会計専門職 大学院在学 |
195人 | 39人 | 17人 | 8.7% | 43.6% | 1.1% |
大学卒業 (短大含む) |
8,892人 | 1,945人 | 670人 | 7.5% | 34.4% | 43.4% |
大学在学 (短大含む) |
6,740人 | 1,195人 | 652人 | 9.7% | 54.6% | 42.2% |
高校卒業 | 2,073人 | 269人 | 95人 | 4.6% | 35.3% | 6.2% |
その他 | 551人 | 97人 | 27人 | 4.9% | 27.8% | 1.7% |
合計 | 20,317人 | 4,192人 | 1,544人 | 7.6% | 36.8% | 100.0% |
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公認会計士試験の合格率が低くなってしまう3つの理由
公認会計士試験の合格率が低すぎて画像のような状態になっている方もおられると思いますが、公認会計士試験の合格率が低いのは、ずばり試験の難易度が高いためと言えます。
公認会計士試験の試験形式は、短答式試験と論文式試験の2段階となっており、短答式試験は、専門知識の確認を目的としたマークシート方式による択一式試験、一方で論文式試験は、受験者の思考力・論述力などの確認を目的とした、記述式試験となっています。
短答式試験と論文式試験の両方に合格することで、晴れて公認会計士試験に合格、という流れとなります。
各試験の内容や合格ラインから、公認会計士試験の合格率が低い理由を解説します。
出題範囲が広く各科目の難易度も高い
公認会計士試験の出題範囲はかなり広く、かつそれぞれの科目ごとの難易度もかなり高いため、それらが合格率の低さにつながっています。
公認会計士試験の短答式試験は、下記の4科目から試験問題が出題されます。
試験科目 | 主な出題範囲 |
財務会計論 | 簿記・財務諸表論 |
管理会計論 | 原価計算や管理会計のやり方 |
監査論 | 財務諸表の監査を中心とした理論・制度と実務 |
企業法 | 会社法全体と商法第1編(総則)・第2編(商行為) |
出題範囲が幅広く、試験勉強ですべての範囲を漏れなく対策することはかなり困難だと言えます。
さらに、論文式試験の科目数は、会計学・監査論・租税法・企業法に選択科目を加えた計5科目となっています。
合格ラインが高く偏った学習が許されない
公認会計士試験は、幅広い出題範囲に対して偏った学習が許されず、難易度が高くなっています。
公認会計士試験の合格基準は、短答式試験が総点数の7割前後、論文式試験が総点数の6割前後です。短答式試験は500点満点中の350点前後、論文式試験は700点満点中の420点前後が、おおよその合格ラインと言ってもよいでしょう。
ただし、短答式試験・論文式試験のいずれも、1科目における満点の40%に満たない科目があると不合格になる場合があります。
以下に2023年度の公認会計士試験の合格基準を挙げておきます。
短答式(令和5年 第Ⅱ回短答式試験) |
|
論文式(令和5年 論文式試験) |
|
短答式試験では科目合格制度がない
公認会計士試験では、短答式試験においては科目合格制度がなく、短答式試験受験のたびに4科目の試験内容を勉強しなければならない点が、公認会計士試験の合格率を引き下げている要因とも言えます。
国家試験の中には、1つの科目で合格点を取った場合に科目合格と認められ、該当科目の受験が一定期間免除される「科目合格制度」を採用しているものが多くあります。
しかし、公認会計士試験の短答式試験は科目合格制度が採用されていません。いずれかの科目で高得点を取っていても試験不合格であれば、次回の試験受験時は4科目すべての試験を受験しなおす必要があります。
なお、論文式試験には科目合格制度が採用されており、合格発表の日から起算して2年を経過する日までに行われる論文式試験(実質繰り越しチャンスは2回)まで有効となります。
また、商学・法律学の大学教授や博士号の所有者、税理士など、必要な知識を有していると判断できる方は短答試験の試験科目の一部または全部が免除される場合があります。
公認会計士試験の合格に必要な勉強時間
合格率が1桁台の公認会計士試験を突破するためにどれくらいの勉強時間が必要なのでしょうか?
先に結論をいうと、短答式、論文式をトータルすると約3,000時間の勉強時間が必要と言われてます。
もちろん、簿記などの基礎知識がある、日常的に経理の仕事に携わっているなど公認会計士試験においてアドバンテージとなる要素があれば、勉強時間の短縮にはつながると思いますが、ゼロからの状態だと数ケ月の勉強で合格できるような試験ではないことが分かると思います。
以下、参考までに短答式、論文式の各科目ごとの勉強時間の目安を載せておきます。
短答式 | 1,500時間 | |
財務会計論 | 600時間 | |
管理会計論 | 300時間 | |
監査論 | 200時間 | |
企業法 | 400時間 | |
論文式 | 1,500時間 | |
会計学(財務会計論) | 200時間 | |
会計学(管理会計論) | 200時間 | |
監査論 | 200時間 | |
企業法 | 300時間 | |
租税法 | 400時間 | |
選択科目(経営学 or 統計学) | 200時間 | |
合計 | 3,000時間 |
公認会計士試験はどれくらい難しい?難易度を偏差値ランキングにすると?
では、公認会計士試験の難しさを偏差値にした場合、どの程度のものなのでしょうか?
以下に他の国家資格試験を含めて難易度を偏差値化した表を用意しました。
※偏差値のデータは人材育成のコンサルティング業を行う「英知コンサルティング株式会社による偏差値ランキング」を参照しました。
難易度 | 偏差値 | 国家資格 |
Sランク | 77 | 公認会計士 |
司法試験 | ||
76 | 司法書士 | |
75 | 弁理士 | |
司法試験予備試験 | ||
Aランク | 74 | 不動産鑑定士 |
医師国家試験 | ||
73 | 総合無線通信士1級 | |
71 | ITストラジスト(ST) | |
70 | システム監査技術者(AU) | |
プロジェクトマネージャー(PM) | ||
技術士 |
司法試験(弁護士)の難易度が高く、合格するのは難しいというはイメージがしやすいのではないでしょうか。
公認会計士試験は、その司法試験と同じ偏差値であることからも相当難易度が高いことが伺えます。
そのように公認会計士や司法書士は、最高難易度を誇る資格であるからこそ、高い収入や社会的信頼が得られるとも言えるでしょう。
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公認会計士試験を独学で臨んだ場合の合格率を独自シュミレーション
これまで解説させて頂いた通り、公認会計士試験は難易度も国家最上級クラスであり合格率もかなり低いため、合格者の約9割は予備校や通信講座などで試験対策をしていると言われております。
公開されている一般合格率については、予備校や通信講座でキッチリ試験対策を行った受験生も含めた数字となってますので、逆を言えば独学で公認会計士に臨んだ場合の合格率はそれらよりはるかに低くなると考えられます。
実際に独学で公認会計士試験を受験した方の合格率の情報は世に出ていないため、試しに本記事で以下の条件で独自シュミレーションしてみた結果が以下となります。
- 合格者の90%は講座受講者、10%は独学者
- 講座受講者の合格率は一般合格率の1.5倍(短答式:11.4%/論文式:55.2%)で計算
願書提出者 (A) |
論文式受験者 (B) |
合格者 (C) |
合格率 | ||
(C)/(A) | (B)/(A) | ||||
試験全体 | 20,317人 | 4,192人 | 1,544人 | 7.6% | 36.8% |
講座受講者 | 12,184人 | 2,516人 | 1,389人 | 11.4% | 55.2% |
独学者 | 8,133人 | 1,676人 | 155人 | 1.9% | 9.2% |
シュミレーション結果としては、独学の場合の合格率は、短答式:1.9%/論文式:9.2%と相当低い合格率になる結果となりました。
実際のところ、予備校や通信講座を受講した場合の各試験での合格率は公表されていないため、推測にはなってしまいますが講座受講生の場合、一般的には2~3倍位の合格率にはなることを考えると、独学だと合格率がもっと低くなってしまうと考えられます。
※あくまでもシュミレーションなのでその点ご了承ください
上記の結果を踏まえても公認会計士の試験対策に関しては、予備校/通信講座の受けるのはマスト条件とも言えますし、何が何でも独学でと意固地になってしまうと時間だけが失われていくことになりますので、何年以内に合格したいか?どれくらいの予算が組めるのか?といったアナタの状況を踏まえて最適な学習プランを考える必要があります。
公認会計士試験対策のおすすめ予備校/通信講座
公認会計士試験の難易度に打ち勝つためにほぼマスト条件ともいえる講座受講についてですが、はっきり言ってしまえば以下の5校がほぼ合格者を占めておりますので、この5校から学習スタイル、カリキュラム内容、予算と照らし合わせて決めていく必要あります。
資格学校 | クレアール |
CPA会計学院 |
TAC |
大原 |
LEC |
---|---|---|---|---|---|
コース内容 | ■初学者向けコース ①初学者向け 1.5年合格全力投球コース ②初学者向け ハイスピード型短答・論文トータルサクセスコース ③初学者向け 2年スタンダード合格コース ④初学者向け 3年スタンダード合格コース ⑤初学者向け 3.5年トータルセーフティコース ⑥初学者向け 4.5年トータルセーフティコース ■学習経験者向けコース ⑦経験者向け 上級短答・論文ストレートコース ⑧経験者向け 上級1.5年トータルセーフティコース |
■初学者向けコース ①初学者向け 1年スタンダードコース(短答1回対応) ②初学者向け 1年速習コース(短答2回対応) ③初学者向け 2年スタンダードコース(短答2回対応) ④初学者向け 2年超速習コース(短答4回対応) ■学習経験者向けコース ⑤経験者向け 上級総合ストレートコース(短答1回対応) ⑥経験者向け 上級総合Wチャンスコース(短答2回対応) |
■初学者向けコース ①初学者向け 2年チャレンジ本科生 ②初学者向け 2年L本科生 ③初学者向け 短期集中本科生 ④初学者向け 高校生向け本科生 ■学習経験者向けコース ⑤経験者向け 上級ストレート本科生 ⑥経験者向け 上級Wチャンス本科生 |
■初学者向けコース ①初学者向け 1.5年初学者合格コース ■学習経験者向けコース ②経験者向け 上級フルパック合格コース ③経験者向け 上級ベーシック合格コース |
■初学者向けコース ①初学者向け 短答合格コース ■学習経験者向けコース ②経験者向け 短答・論文合格コース ③経験者向け 圧縮短答・論文合格コース ④経験者向け 短答合格パック ⑤経験者向け 圧縮短答合格パック |
費用 | ①520,000円~ ②540,000円~ ③540,000円~ ④570,000円~ ⑤770,000円~ ⑥800,000円~ ⑦330,000円~ ⑧430,000円~ |
①620,000円~ ②650,000円~ ③720,000円~ ④780,000円~ ⑤470,000円~ ⑥480,000円~ |
①810,000円~ ②790,000円~ ③720,000円~ ④600,000円~ ⑤413,000円~ ⑥441,000円~ |
①420,000円~ ②507,000円~ ③720,000円~ |
①278,000円~ ②398,000円~ ③338,000円~ ④198,000円~ ⑤158,000円~ |
割引情報 その他 |
月ごとで期間限定割引キャンペーン実施中 資料請求で公認会計士の合格ノウハウ本進呈中 教育訓練給付制度の指定講座あり |
資料請求で受講料大幅割引のクーポン進呈中 | 月ごとで期間限定割引キャンペーン実施中 資料請求で「超」効率学習法が載った合格体験記本進呈中 |
不定期で期間限定割引キャンペーンあり | 不定期で期間限定割引キャンペーンあり |
特徴・詳細 | 詳細をチェック | 詳細をチェック | 詳細をチェック | 詳細をチェック | 詳細をチェック |
資料請求 | 資料請求はこちら | 資料請求はこちら | 資料請求はこちら | 資料請求はこちら | 資料請求はこちら |
以下に各校の特徴をまとめておきますので、まずは資料請求や無料講座を受講しアナタのスタイル/条件に合うかをチェックするようにしましょう!
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- 初学者向け、科目免除者向け等の受験生のニーズに合った講座コースが充実
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管理人の評価コメント
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受講形式 |
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通信講座(Web/DVD(オプション)) |
主な講座コース |
①初学者向け 1.5年合格全力投球コース ②初学者向け ハイスピード型短答・論文トータルサクセスコース ③初学者向け 2年スタンダード合格コース ④初学者向け 3年スタンダード合格コース ⑤初学者向け 3.5年トータルセーフティコース ⑥初学者向け 4.5年トータルセーフティコース ⑦経験者向け 上級短答・論文ストレートコース ⑧経験者向け 上級1.5年トータルセーフティコース |
受講料(税込) |
①520,000円~ ②540,000円~ ③540,000円~ ④570,000円~ ⑤770,000円~ ⑥800,000円~ ⑦330,000円~ ⑧430,000円~ ※期間限定割引で上記金額より20~30%OFFで受講可能! |
サポート内容 |
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キャッシュバック・返金制度 |
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公式サイト |
クレアール公認会計士通信講座 |
千葉さん(男性)他校の膨大な教材量や平日昼間のカリキュラムが働きながらの学習に必ずしも適合しないという反省を踏まえて、1年間のブランク明けにクレアールで公認会計士の学習を再開しました。時間が限られている社会人にとって、予備校側が出題可能性というリスクをとってくれることは心強く、合格に必要な部分のみに自らのリソースを集中することが出来た点がなによりよかったです。また大手資格学校と最も違いを感じたのは講師の解説です。クレアールの先生方は現場の第一線で活躍されており、特に会計や監査、税務は単に受験テクニックに終始するだけでなく、本質的な考え方や実務では実際にどうなのかという視点で凡例を踏まえて解説して頂きました。
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高那さん(男性)
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必要最小限の学習内容・学習範囲で一発合格!
中野さん(女性)
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管理人の評価コメント
CPA会計学院は経理関連の仕事をしてる人なら知らない人はいないってくらい会計の資格学校としてはかなり有名で、公認会計士試験のみに特化した資格学校で、特に公認会計士試験での合格実績が尋常じゃないくらい高いです!
公式サイトで公開されてる情報では最新年度(2023年度試験)の合格者が786名と全体合格者数1,544名のうち50.9%の合格者がCPA会計学院受講生となっており、他の資格試験でもかなり稀な合格者占有率となってます。
これだけ合格者を出してることもあり、学習カリキュラムや受講生サポートは申し分ないと言ってもよいでしょう。
また、合格後の就職サポートやCPA会計学院のOBOGによるキャリアサポートなど、試験に合格してからのフォロー体制が他校にない手厚さを感じます。
圧倒的な成果、サポートを兼ね備えているという点もあり受講料はやや高めと感じますが、学習環境、カリキュラム、合格後の対応等を加味すると十分なコスパが見込める資格学校だと言えます。
受講形式 |
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通学講座 通信講座(Web) |
校舎数・所在地 |
校舎:全国に5カ所
ラウンジ:全国に7カ所
※詳しくはCPA会計学院の校舎アクセスを参照 |
主な講座コース |
①初学者向け 1年スタンダードコース(短答1回対応) ②初学者向け 1年速習コース(短答2回対応) ③初学者向け 2年スタンダードコース(短答2回対応) ④初学者向け 2年超速習コース(短答4回対応) ⑤経験者向け 上級総合ストレートコース(短答1回対応) ⑥経験者向け 上級総合Wチャンスコース(短答2回対応) |
受講料(税込) |
①620,000円~ ②650,000円~ ③720,000円~ ④780,000円~ ⑤470,000円~ ⑥480,000円~ |
サポート内容 |
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キャッシュバック・返金制度 |
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公式サイト |
CPA会計学院 公認会計士講座 |
短答対策講義のテキストが良かったです。一度目の短答式試験に落ちたことを踏まえて、監査論と財務・管理の理論が自らの課題であり、財務・管理の計算と企業法にはあまり時間をかけずに受験しようと思っていました。短答対策講義では、企業法は過去問を中心に組み立てたテキストであったため、勉強時間がさほど取られず、また財務の計算も全15回の実践形式の講義であったため、不必要な勉強に時間を取られませんでした。論文対策講義も同様に無駄に問題量が無く、無駄を徹底的に省いた学習をすることができました。
論点ごとにランク付けされたテキストで学習効率が上がりました
H・Yさん 30代(女性)
限られた時間で効率の良い勉強をするためには、効率の良いテキストが必要になると思います。CPAのテキストでは、各論点ごとのランク付けがあり、これをもとに勉強する事ができたため、メリハリを付けることができ、効率よく知識をインプットすることを可能にしてくれたと感じています。
答案練習が頻繁にあるので定期的に自分の理解度を確認できたのがよかったです
K・Aさん 20代(女性)
答案練習が頻繁にあったので定期的に自分の理解度を確認できるのは大きかったと思います。試験直前には2週間に1回全科目の答案練習があり、試験の全体像を体験できるので、その時点での自分の立ち位置や弱み、そこからやるべきことを分析して明確にするきっかけがあって良かったです。
- 公認会計士の合格実績の高い予備校・専門学校をお探しの方
- 公認会計士試験の一発合格を目指している方
- 通学・通信の両方を視野にいれて公認会計士講座をお探しの方
- 就職サポートを含めた手厚い受講生サポートに魅力を感じる方
CPA会計学院の資料請求を行うともれなく公認会計士講座入門Ⅰと公認会計士ガイダンス講座を無料で受講することが出来ます!合格実績のある講座だけど教材の中身を見てから判断したい方、講師の授業を見てから検討したい方などはこちらを必ず受講してから申し込みの判断をするようにしましょう!(無料で講座の中身を見るならそりゃ見ておくべきです^^)
講座パンフレットについてもCPA会計学院の魅力・強みが丁寧に解説されてますので、無料講座と併せてチェックしておくことをおすすめします!
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資格の学校TAC
- 過去17年間での合格者総数が9,717名(2022年度410名)とかなりの実績!
- 本試験合格実績のある講師が授業を行うので信頼性が高い
- 長年の指導実績にもとづいた教材が秀逸
- 大手ならではの手厚い受講生サポート
- 合格後の就職サポートもあるので安心
管理人の評価コメント
大手資格学校の一つのして数えられるTACですが、過去17年間の論文式試験合格者数が延べ9,717名と毎年平均で570名ほどの合格者を輩出しており、公認会計士の生産工場と言っていいほどの歴史と実績を兼ね備えた資格学校です。
TACの公認会計士講座の強みとしては実績面はさることながら、講師が全員公認会計士の資格を持ったいわるゆ現役バリバリの公認会計士が教鞭を振るっている点がスゴイところです。
実際に試験を突破した経験者だから分かる受験生の悩むポイントや、実務での判例を交えての授業など当事者ならではの解説が受講生にも評判がよいです。
また、受講生サポートも大手資格学校ならではの充実ぶりなので、学習内容の質問、進め方の相談など手取り足取りで頼れる点も助かるポイントですね。
なお、TACもどちらかと言えば通学をメインにカリキュラム、サポートが組まれている点があるため、通信よりも通学受講のほうがそのポテンシャルを発揮できるかと考えます。
受講形式 |
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通学講座(教室/ビデオブース) 通信講座(Web/DVD) |
校舎数・所在地 |
全国に34カ所 ※詳しくはTACの学校一覧を参照 |
主な講座コース |
①初学者向け 2年チャレンジ本科生 ②初学者向け 2年L本科生 ③初学者向け 短期集中本科生 ④初学者向け 高校生向け本科生 ⑤経験者向け 上級ストレート本科生 ⑥経験者向け 上級Wチャンス本科生 |
受講料(税込) |
①810,000円~ ②790,000円~ ③720,000円~ ④600,000円~ ⑤413,000円~ ⑥441,000円~ |
サポート内容 |
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キャッシュバック・返金制度 |
上位合格祝賀金(論文式試験の上位合格者に最大20万円分の電子マネー進呈) |
公式サイト |
TACの公認会計士講座 |
笠原さん 20代(男性)
過去にTACの宅地建物取引士をTACの参考書で学習して取得したことがあり、分かりやすいテキストでしたので、TACには好印象を持ってました。また講義のダウンロードば倍速再生、テキストをアプリ上での閲覧といった効率の良い学習が出来る点も良く、講師の方々が実際に公認会計士である点も、実務経験を交えた分かりやすい講義をしてくださった点が非常によかったです。
社会人でもTACを活用し時間をうまく使いこなせば効率よく学習が可能
蓮沼さん 30代(男性)
働きながらの受験勉強であったため、通学が不要で時間が固定されていない通信講座を探してました。TACはWeb講義が倍速で受講できる点、外出先でもスマホで問題集・テキストの確認が出来る点、質問等の通信のサポートが非常によかったです。また、大手の受験指導校であり受講者数が多いことや高い合格実績がある点も安心して勉強に取り組めるというモチベーションにもつながりました。
論文式試験は相対評価であるということを意識して学習!
元田さん 30代(男性)
論文式試験の採点方式が相対評価であるため、受験生の多くが通っている受験指導校に通いたいと思っていました。その中でもTACが非常に評判がよいと聞いていたことや受講前の個別相談で見せて頂いたテキストが分かりやすかった点が決め手の要因でした。実際に受講してみて同じ状況の受験生が多いTACだからこそ集団の中での自分自身の位置を確認しながら学習を進めることが出来たので改めてTACでよかったと感じてます。
- 運営実績のある資格学校で学びたい方
- 受講生サポートを重視されている方
- 通信・通学の両方で探している方(TACなら絶対通学がイイ)
- 受講生からも評判の良いプロ講師陣から学びたい方
TACで公認会計士講座の資料請求をすると、公認会計士試験を一発合格された方々の合格体験記(非売品)をもれなく無料で手に入れることが出来ます!
実際に合格された方々のリアルな勉強法やスケジューリングなど、これから公認会計士の勉強を始める方なら必ず参考になると思います!
公認会計士の受験生であればぜひとも手に入れておきましょう!
\合格体験記で効率学習法を学ぼう!/
資格の大原
- 大原受講生の直近年度の論文式合格者は334名とかなりの実績!
- 専任講師の評判がかなり良い
- 短時間多回転学習による学習カリキュラムが良い
- 大手ならではの手厚い受講生サポート
- 合格後の就職サポートもあるので安心
管理人の評価コメント
簿記と言えば大原、というくらい会計資格には強い印象がありますが、公認会計士の資格講座に関しても十分な運営実績を残しており、直近年度の論文式試験合格者が334名とかなりの合格者を輩出している優良校です。
講師には受験指導のプロ達が集い、講座で使用する教材も内容、監修含めて講師の方々行っておりますので、公認会計士の短答式試験、論文式試験の突破に必要なエッセンスが注入されたテキストで短期間での試験合格を目指すことが出来ます。
また、出来れば通信ではなく通学で勉強したいって方向けにはありますが、大原は大手資格学校の中でも比較的校舎数が多く、各都道府県に校舎があるのでかなりの確率で通える範囲に大原があるってことも多いかと思います。
なお、通信講座という観点でのクオリティとしては教室講義の内容をそのまま使っている点などオンラインで視聴するとなるとやや評価が下がる点は否めないため、こちらも通学できるなら通学受講がベターかと思います。
受講形式 |
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通学講座(教室/映像) 通信講座(Web/DVD) |
校舎数・所在地 |
全国に40カ所 ※詳しくは大原の学校一覧を参照 |
主な講座コース |
①初学者向け 1.5年初学者合格コース ②経験者向け 上級フルパック合格コース ③経験者向け 上級ベーシック合格コース |
受講料(税込) |
①420,000円~ ②507,000円~ ③720,000円~ |
サポート内容 |
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キャッシュバック・返金制度 |
なし |
公式サイト |
大原の公認会計士講座 |
佐藤 20代(男性)
大原の答練は驚くほどの量ですが、そのぶん確実に力を伸ばせます。的中率も高く、特に企業法がすごかったですね。先生方は親切で、親しみやすく、サポートが手厚いのも大きな魅力です。試験直前に、先生にヤマを張ってもらったのですが、それがそのまま出ていて、もう感謝しかなかったです。
大原で見たことのない問題は解けなくていい
布野さん 20代(男性)
大原の答練は本試験でかなり的中していたと思います。特に企業法はすごかったですね。基本的には見たことあるなと思う問題が結構出たという印象があり、本試験で面食らうことはありませんでした。さらに、大原は受講生の数が多いので、「大原で見たことのない問題は他の受験者も解けない」と思って割り切って捨てることもできました。
大原を信じて1年間で合格
藤岡さん 20代(男性)
大原の教材はとにかく分かりやすく知識を定着させるのに最適です。先生方もやさしく指導してくださいますし、仲間たちとも問題を出し合ったりして楽しく学ぶことができました。短期間で合格したかったので大原の1年コースを選びました。大原を信じて学習したので大学と両立しながら1年間で合格できたのだと思います。
- 合格実績が高い資格学校で学びたい方
- 通信・通学の両方で探している方(大原なら絶対通学がイイ)
- 受講生サポートを重視されている方
- 就職サポートに魅力を感じる方
LEC東京リーガルマインド
- 大手資格学校の中では群を抜いて受講料が安い!
- LECの答練・模擬試験の本試験での論点的中率がすこぶる高い!
- 初学者向け、学習経験者向け、科目別目的別講座が充実
- 受講生サポートの充実度は大手資格学校ならでは
- 全国に校舎数が多いので通えるなら通学も視野に入れられる!
管理人の評価コメント
LECの公認会計士講座は大手資格学校ならではの講座コースの充実度が特徴で、短答式試験、論文式試験それぞれの対策講座もあるので、ポイントを絞った試験対策が行える点が非常にグッドです!
また、LECの答練・模擬試験に関しては公認会計士試験での論点的中率が非常に高い特徴があります。講座コースにはもちろん答練・模擬試験が付いてるので試験に備えた準備が出来る点も◎ですが、LECの模擬試験だけ受験するってことも出来るのでその辺はうまく活用していきたいポイントですね。
あと、他校と比べても公認会計士の講義付き講座の中ではすこぶるリーズナブルな点も見逃せないポイントで、予算の少ない方、出費を抑えたい方にはおすすめです。
なお、通信講座に特化した資格学校というわけではないため、通信で受講するよりも通学で受講したほうがより高いコストパフォーマンスを発揮出来ると思いますので、LECの校舎が近くにある方、通学も含めて公認会計士講座を探している方は通学で受講することをおすすめします。
受講形式 |
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通学講座(Webフォロー/DVDフォロー) 通信講座(Web/DVD) |
校舎数・所在地 |
提携校含めて全国に50カ所 ※詳しくはLECの全国学校案内を参照 |
主な講座コース |
①初学者向け 短答合格コース ②経験者向け 短答・論文合格コース ③経験者向け 圧縮短答・論文合格コース ④経験者向け 短答合格パック ⑤経験者向け 圧縮短答合格パック |
受講料(税込) |
①278,000円~ ②398,000円~ ③338,000円~ ④198,000円~ ⑤158,000円~ |
サポート内容 |
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キャッシュバック・返金制度 |
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公式サイト |
LEC東京リーガルマインド公認会計士講座 |
佐藤さん 20代(男性)
やはりLECといえば受講料の安さだと思います。私は大学生でお金に余裕がなかったため受講料の安さを軸に予備校を探していました。そのためLECは私の要望にマッチしたといえます。LECの講座は合格に必要なものが全て揃っており、私自身LEC以外の予備校は利用していませんでした。
短答式一発合格!/論文式一発合格!
江原さん 30代(男性)
公認会計士試験は短答・論文で傾向が異なり、加えて短答が難関であり、短答合格前に多くの受験生が撤退してしまう試験です。一方で短答を合格してしまえば、論文はある程度の合格率があるため、最終合格の可能性は高くなります。このような試験の形式から、まずは短答のみを対策し、早いうちに短答合格を目指すLECのカリキュラムは非常におすすめです。
短答式試験に必要な論点が集約された教材が秀逸
伊藤さん 40代(男性)
LECの教材の良かった点は、テキストと問題集にほとんどすべての論点が集約されているところです。他予備校ではテキスト・問題集に載っていない論点が授業や答練、模試に分散している場合が多いと感じたので、LECの教材は勉強がスムーズに行えるのではないかと思います。
- 受講料の安い公認会計士講座をお探しの方
- 通学も視野に入れつつ公認会計士講座をお探しの方
- 論点的中率の高い答練・模擬試験で実力アップを図りたい方
- 試験別・科目別で試験対策を行いたい独学受験生の方
公認会計士試験の合格率/難易度まとめ
本記事では公認会計士試験の合格率/難易度に関する情報を整理しご紹介してまいりましたが、どのような勉強方法を行うにせよ、最終的には受験生であるアナタがいかにしてモチベーションを維持しつつ公認会計士試験対策に向き合えるかがカギとなります。
合格率を向上させることが見込める予備校/通信講座を受講しただけでは合格することは到底無理な話なので、公認会計士試験対策講座はあくまでも学習に真摯に取り組める方のブーストツールと考えていただければよいかと思います。
とにもかくにも合格率激低の難関資格に立ち向かうために最善の準備をして臨むようにしましょう!